No.30
2001.10.18
発行 守谷町国際交流協会広報委員会
9.24 MIFAフェスタ2001「われら地球人」 |
2001年度(平成13年度)7月~9月の主な活動
7.7 MIFA活動説明会
7.18 栃木県石橋町国際交流協会視察来町
7.20~21 外国人と富士登山
7.28~29 JICA研修員ホームステイ
8.3 JICAサマーパーティー参加
8.27 学生委員会 新入会員歓迎会
9.5 第4回守谷町日本語ボランティア養成講座開講
9.19 第21回外国人のためのボランティア日本語講座開講
9.21 地域別国際交流ネットワーク会議参加
9.24 MIFAフェスタ2001「われら地球人」
外国人と富士登山
かねてから守谷町やその周辺に住む在住外国人の人たちから出ていた、日本のシンボルである富士山に登りたいという希望にこたえようと、7月20日から21日の一泊二日の日程で富士登山を行いました。
これは、今年「外国人のためのボランティア日本語講座」が20回開催という節目を迎えたことで、何か記念事業をという声が上がり、また、都市交流委員会でも近隣在住の外国人との交流を深めることを今年の課題としていたので、都市交流委員会と語学研修委員会の合同企画として実現したものです。
参加者は、外国人18人と日本人が6人の総勢24人でした。外国人の国籍は、イラン、ブラジル、タイ、インドネシア、オーストラリア、アメリカ、カナダと7カ国を数え、中でもインドネシアの人が8人いました。
真夏というのに頂上付近は肌寒く、ヤッケなどを着込んでの登山でしたが、念願の頂上から見る日の出は想像していた以上に素晴らしく、言葉では表せないほどの感動を与えてくれました。
下山して5合目のバス停留所まで到着したときは、皆の顔は達成した喜びで輝いていました。登山に慣れている人もそうでない人も全員頂上まで登り、無事下山することができたことで、国籍を超えたふれあいを通じて、チームワークや助け合うことの重要性を再認識することができた登山でした。
今回は初めての事業だったので「行きたい」と思っていても、実際の参加者がどれくらいいるかわかりませんでしたが、募集が始まると、特に外国人から予想を上回る応募があり、安全面や宿泊施設の制約から、抽選になってしまいました。
次回はもう少し事前に希望人数を把握しておきたいと思います。今回、抽選にはずれた人は、次回を楽しみにしていてください。
JICA研修員ホームステイ
7月28日、29日の一泊二日で、7人のJICA研修員を招待して、ホームステイが行われました。
28日は、現代産業の最先端をいくアサヒビール工場を見学、また、夕方からは地元の伝統を今に伝える八坂神社の夏祭り=写真=を楽しみました。29日はそれぞれのステイ先の人たちと、バーベキューやバトミントン、ボウリングを楽しんだり、ワープステーション江戸を訪れた家族もありました。
次回のホームステイプログラムは、2月頃、筑波大学留学生を予定しています。
第4回 日本語ボランティア養成講座
第21回 ボランティア日本語講座
在住外国人にボランティアで日本語を教える「外国人のためのボランティア日本語講座」も今回で21回を数えます。日本語を教えるための講師を養成するために始められた養成講座も4回目となりました。
国際交流(外国人との交流)に興味があったり、国境を越えて皆が住みよい町をつくる手伝いがしたかったり、日本を知ってもらいたいなど動機はさまざま。
でも地域社会で、自分ができる範囲のボランティア活動に関わりたいという気持ちは同じです。
これからもどうぞよろしく。
MIFAフェスタ2001 | ||
9月24日、恒例となった「MIFAフェスタ われら地球人」がログハウスを会場に行われました。
国際協力事業団つくば国際センターとの共催で、30カ国、63人のJICA研修員や守谷および近隣在住の外国人も数多く参加し、秋の催しとして定着した感があります。
今年は、気軽にコミュニケーションがとれる「あなたの国はどんな国?」というコーナーを設けました。日本にいながら外国の生活文化を知ることができるコーナーで、今年一番の人気でした。また、外国人のサインをもらうことを宿題にしたボーイスカウトの子どもたちも、JICA研修員のところへ行ってお願いするなど活発な交流ができ、今年も「われこそは地球人」を自負する人たちが、ステキな出会いを体験しました。
今年は参加できなかったア・ナ・タ。来年は企画の段階から参加しませんか。
参加団体
琴古流根本舟童社中・野木崎お囃子連・ボーイスカウト守谷第1団・守谷児童合唱団・守谷高校剣道部有志・守谷ひょうたん連・伝統芸能「こぶし」・文化協会茶道部会遠州流中沼社中(琴:生田流)・若柳流若柳秀寿社中・個人参加のボランティアの皆さん
MIFA活動説明会~新入会員オリエンテーション
MIFA活動説明会が、新入会員7人、非会員5人が参加して7月7日に行われました=写真=。
昨年までは「ウェルカムパーティー」の名称で行っていましたが、MIFAの活動をより知ってもらいたいと、活動内容の説明に重点をおいた催しとなりました。MIFAの概要説明、自己紹介の後、茶話会形式で質問、回答を行いました。
非会員の5人がさっそく入会するなど、実りの多い説明会となりました。
中国語講座前期終了
昨年から始まった中国語講座。人気は上々です。
初級・中級の最終日には、講師を囲んでなごやかに親睦会を開き、講座についての意見などを聞きました。中級講座生にはアンケートを取り、後期講座に反映させる予定です。
○講師と受講生、受講生同士の会話のキャッチボールを行いたい。
○ネイティブな会話が聞けるチャンスなので、もう少し講師に中国語で話してもらいたい。
○日常会話を重点に行ってほしい。
○北京オリンピックに行ってみたいので、それまでには日常の簡単な会話ができるよう、長期的な計画をたて、勉強したい。
○後期は、12月といわず10月から始めてもらいたい。
全体としては会話に重点をおいてほしいという意見が多かったので、後期は会話中心で行いたいと思います。
ラオスの青少年が守谷にやってくる
総務委員 笠原岳夫
11月8日から15日にかけて、メコン川上流にある古い仏教の街、ルアンパバンから、14歳から17歳の青少年10人が、皆さんとの交流を目的に守谷にやってきます。
「茨城県青年海外協力隊を育てる会」では、ラオスとの交流を模索して一昨年、昨年の2回にわたりラオスに調査団を派遣してきました。この派遣に参加した全員がMIFAのメンバーでした。また、今回、一行に同行して来日する指導者の一人、原田恵津子さんは、守谷で育ち、守谷中学を昭和50年に卒業された人です。
これらの経緯から、「育てる会」の創立5周年記念行事にラオスの子どもたちを呼ぶことが決まるに当たり、このメンバーを中心に、守谷の有志でラオスの子どもたちの受け入れの実務を担当することにしたものです。
11月11日(日)の午後を中心に地域の皆さんとの交流を計画しています。詳細な計画は追ってお知らせする予定です。
皆さんのご協力をお願いします。
編集後記
ついこの間、21世紀を迎えたと思っていたら、今はもう秋。
年度当初は、MIFAニューズレターを年4回発行したいと意気込んでいましたが、なかなか思うように作業が進まず、悪戦苦闘しています。この号も予定なら9月末に発行するはずでした。
次回は予定どおり発行するぞ…。
2001年度専門委員会委員長
総務委員会 久保 昌也
都市交流委員会 石井みどり
語学研修委員会 木村 重治
広報委員会 小野 泉
ログハウス委員会 山之内道子
学生委員会 長谷川友梨